The Focal Distance

若さとはこんな淋しい春なのか

4月29日(水) 晴

8時ごろに目が覚めた。
薬が切れそうなので、朝からオンラインで受診した。処方箋は郵送されるらしい。病院〜薬局間のやり取りもオンラインでできないんだろうか。
かかりつけのメンクリが大学の近くなので、オンラインでむしろ楽だな〜という気持ちになった。

大学の講義の準備をちょっとした。教科書を買うとか。
生協が教科書の通販サイトを2日前くらいに立ち上げたのだけど、なんとある講義の教科書がもう売り切れていて、ネット書店もどこも在庫がなく、出版社のサイトを見たら直接注文可とのことだったのでありがたくメールした。
また別のある講義のガイダンス的な動画がすでに公開されていたので見たが、うーん、オンラインやばいんじゃない? という感覚がある。

全然劣等生なのでこんなことを言う立場でもないのだけど、早稲田みたいなまあまあ立派なキャンパスをしてる大学だと、講義に行くとなんだかピリッとする気がする。大教室とか知らない人ばっかりだし。あ、大学だな〜、という感じ。もう4年なのでそこまででもないけど、新入生の頃など特にそういう気分にさせられた。
オンラインで受けてるとなんだかYouTubeを見ているのと同じような気分になる。いつもの家のモニターに先生が映っているだけ、というか。Zoomとかで双方向の方式だったら多少違うのかもしれないが。今年の新入生など、大学に入っていきなりこれなのは正直かなり不運だな、と思う。授業もオンラインで、人間関係もまともに築けそうにないとは、規模の大きなそこそこの大学に所属している意味などあるのか。放送大学みたいな知見がたくさんありそうな大学の方がよほどいいのではないかと思う。
とは言っても、先生方も大変苦労なさっているだろうので文句をつけるつもりで言っているのではない。致し方ない、という気持ちに近い。

その後、仕事をした。

今日は早めに寝ようかな、と思う。
とても久しぶりに短歌を詠んだので、書いておく。震災のときもそうだったけど、「コロナ詠」なんてジャンルが出てもおかしくないな。それくらいの災禍。

外は多分いい天気だろう陽が透けるカーテンだけを見るカーテンだけを見る