The Focal Distance

若さとはこんな淋しい春なのか

2016-01-01から1年間の記事一覧

谷保観光案内

序文 東京西部・国立市に、谷保(やほ)という街がある。 国立といえば、一橋大学・桐朋学園など数々の名門校を擁し、「西の成城」と言われることもある多摩地区が誇る文教都市である。筆者に言わせれば、成城学園が「東の国立」だろうと思うが、そこを堪え…

面白かった本(2016)

今年は前半はあまり本を読まなくて、後半(文化祭終了後)はそれなりに読んだ。順番は特に面白かった順とかではないです。

死ぬくらいなら

自殺した人に向かって「死ぬくらいなら会社や学校をやめたりできただろう」と言う人がいる。 合理的に考えればその通り、どうせ死ぬんだったら会社をやめたって学校に行かなくたって別にいいじゃないか、となるんだけど、そこまで冷静に判断できるような人は…

1993年

北野武の「ソナチネ」を観た。映画それ自体もとても洗練されていて面白かったのだが、映画を観ていて思ったことがあった。 ソナチネは、1993年公開の作品であるが、2016年の現実と比べて、あまり作中の景色が変わっていないのだ。ぱっと見てわかる違いは、車…

若いうちに

今、18歳だ。築18年のアパート、と聞くとそれなりの古さを感じるが、18歳の人間はまだ若い。 あと半年したら、19歳になる。ついでに大学生になっているかもしれない。それから1年したら、20歳になって、法律上成人ということになる。このタイミングで大学生…

がんばれない

今までの人生で、何かを頑張って、できなかったことをできるようにしたといった経験があまりない。 ただ単にできなかったことができるようになったという経験はあるけれど、それは努力の末というよりは、自然とできるようになったことが多くて、意識的に「こ…

高1の冬、東京・大阪間をヒッチハイクした話

2年前、高校1年の冬休みに、東京から大阪までヒッチハイクで往復したことがある。id:phaさんの文章を読んでいて、急にそのことを思い出したので、文章で記録しておこうと思う。 なんかお金もないけど時間はあって、ちょっと変わった旅をしてみたいなあ、とい…

人生

昔の同級生が、病で高校をやめるという情報に触れた。その人とは、もう今ではほとんどなんの関わりもないのに、なんだかセンチメンタルな気分になってしまい、知り合いがこういう状態らしいんだ、と別の、彼女とはなんの関係もない友人に話したところ、彼も…

シャノアール

立川のシャノアールがいつの間にか閉まっていて、跡地はベローチェになっていた。シャノアールの経営会社が、シャノアールからベローチェへの転換を進めているという話も聞く。まったく困ったことだ。 シャノアールのようなフルサービス型の喫茶店が好きだ。…

夜行バスとスーパー銭湯

8月9日夜に有楽町のあたりから夜行バスで京都に乗り、翌日夜に大阪から夜行バスで東京駅に戻るという、弾丸旅行を友人とした。京大と阪大のオープンキャンパス巡りにかこつけた旅行である。 夜行バスという乗り物は良い噂は全く聞かないので、初めて乗ると言…

公園

日記を手で書くのはめんどくさいので、ブログを作った。 最近は暑いのであまり行くことはないが、公園が好きだ。公園のベンチでのんびりとしているのが好きだ。僕が良く行く公園は寂れた駅の近くにあり、商店が並ぶ中にぽつんと構えている。基本的には、地域…