The Focal Distance

若さとはこんな淋しい春なのか

4月15日(水)晴

今日は仕事で多分合計で7,000字か8,000字くらい文章を書いているので日記を書く気力がない。

最近ずっと昼過ぎに起きていたのだが、昨夜仕事をして疲れたせいか2時ごろに眠り、今日は7時半くらいに起きた。眠る前、睡眠薬を飲んだあと友人とのSlackに何か意味不明のことを書いていたみたいだが全く記憶がなく、初めて前向性健忘の副作用が出たな、と思った。ちょっと恐ろしい。

7時過ぎに起きて、しばしのんびりして10時ごろに仕事を始めた。任天堂の公式サイトでNintendo Switchの発売があるというので、自分の分と妹の分を購入しようと昼過ぎから(購入を目論んでいる)友人たちとDiscordで待機していた。「お昼ごろ」という話で、具体的に何時に始まるか不明だったので、販売ページにアクセスして「準備中」という文字が消えたら say コマンドを実行して知らせるというシェルスクリプトを11時半くらいに書いて、1分おきに watch コマンドで実行した。

そういうわけで、12時半くらいに販売が開始されるや否や「カートに入れる」ボタンを押せたのだが、「ニンゴジラ」(アクセス集中を知らせる画面)と503エラーが出るばかりで買えず。すでにSwitchを所持している友人らも含めて、5人で購入に挑戦してみたのだが誰も買えなかった。一部の人しか購入画面に到達できないようだが、IPアドレスか何かで可否を振り分けているのだろうか。ポケットWi-Fiの回線に切り替えて実行したりブラウザを変えたりPCを変えたりと試行錯誤してみたのだが無意味だった。たまたますべて振り分けで外れた可能性もある。

妹は本当に欲しがっていそうだが、僕は昨日か一昨日書いたようにあまりゲームにハマれないので、買ってもすぐに飽きてしまうかもしれず、どちらかというと購入できるかどうか試すゲームのような感覚に途中からなってきた。もちろん転売するつもりで買うわけではないが。
13時半ごろにどうも売り切れたらしいということになり、それをやめて再度仕事に戻った。

今日こなした仕事は、大まかに言うと雑務と、ソフトウェア開発手法の検討。自社開発のWebサービスとかなら、当然アジャイルだろうという感じだが、受託開発だとどうしてもウォーターフォールになりがちな感がある。しかし受託開発もアジャイルの方が実際向いていることが多いのでは、と思う。これはWebの畑の人間の発想だろうか。そうだろうな。でも、実際アジャイルだけでやっている会社もあるみたいですね。

家から全く出ずに仕事(とNintendo Switchの購入に挑戦)していたので、日記もつい仕事の話になってしまう。
あ、そういえば「電子書籍の貸し借りをできるようにしてくれ」というツイートをしたな。このご時世、書店で中身を多少読んでから買うことも、図書館で借りてくることもできないのに、友人に本を気軽に貸したり借りることもできない。

Amazon.co.jpではなく、Amazon.comではKindleの貸し出しができるみたいだが、21世紀なんだから当たり前だろう、と思う。なんで日本では電子書籍の貸し借りができないのか。電子書籍で2番目に不満なところかもしれない(1番は、購入してもコンテンツの所有権を持てないこと)。出版社は、本質的には本をつくるところではなく、コンテンツをつくるところではないのか。

また、個人間の貸し借りではないが、例えば会社で(あるいは学校、公立図書館などで)Kindleを契約して、本ごとにライセンスのようなものを購入し、ライセンス数に応じて複数の端末に配信できる(返却もできる)、などの仕組みがないのも不便。これに似たような仕組みもAmazon.comではWhispercastという名前で実装されているようだ。大学は割と電子書籍もあるけれど。IT企業なんか、(IT企業なのに)オフィスに大抵技術書が置かれた棚がある。従業員の閲覧に供するためである。
別にAmazonでなくともどこでもいいので、そういう仕組みを実装して欲しい。紀伊國屋書店のBookWeb Proなんかはそういう感じかもしれないが、すごく使いづらそうな感じがする。
図書館も閉まりまくっているが、こういう電子図書館的な仕組みが(欧米のように)もっと普及していたらよかったのに。

僕は紙の本に愛着があり、これからも買い続けるが、電子書籍は電子書籍で便利である。特にこういう時代には。紙の本を注文して届けてもらうこともできるが、それで郵便や運送業者の手を煩わせるのも(今は)忍びない。

意外と長々と日記が書けちゃったな。