The Focal Distance

若さとはこんな淋しい春なのか

5月25日(月) 晴

今日は天気が良かった。

日記を疲れて書けなかった日があり、翌朝起きたら書こうと思って眠りについたら、翌日そのまま忘れ去って夜になったので、そこで日記をやめた。

今日、東京で緊急事態宣言解除となったので、これを書いて緊急事態日記(ファースト・シーズン)を終わりにしようと思う。

せっかくなので日記を書いていなかった日のことを簡単に振り返っておく。

5月20日(水

久しぶりの外出として大宮に行った。2ヶ月近くぶりに恋人に会った。伯爵邸を覗いてみたら賑わっていたが禁煙になっていた。

5月21日(木)

19日に忘れ去っていた重要な用事をリスケしてもらったのがあった。ひどく頭痛がして何もできなかった。

5月22日(金)

多分Outlandersというゲームをやっていた。ゲームにあまりハマらないたちだがああいうゲームはすごく好きだな。気づくと朝になっていたので生活リズムが終わった。

5月23日(土)

ローソンに行って新しいパッケージがひどいなと思うなどした。深夜、車で友人と川を見に行った。家族の知人のお父さんが陽性判明したらしい。ついに知り合いくらいに出た。油断ならんな、と思った。

5月24日(日)

高校のクラスメートとオンラインで話した。麻雀とピクトセンスをした。その後、思い出話と将来の話など。

そして今日はというと、昼過ぎまで起き続けていて、寝落ちたあと、夕方にサーティワンに行くとかで何が食べたいか聞くために起こされた。それでポッピングシャワーを食べた。

緊急事態宣言が解除されたって、生活に変わりがあるとはあまり思えない。しかし「2、3年は家から出ないのが賢明」ということになるかもしれないので、適宜リスクを判断しながら見切りをつけるべきか、と思っている。

解除されれば、解除されたと言うので外に出る人も増えるだろうと思い、解除される直前に気晴らしに外に出ておいた。まあそのようなことを考える人もいくらでもいるでしょうが。

不要不急の外出、と言われればその通りと言う外ないが、必要なことしかしていなければ、人間は動物と変わりないのではないか? 無駄なことをできるのが豊かさではないか? とも思う。そんな呑気なことを言っている場合ではないというのも重々承知。しかし、無駄によって経済が成り立っている側面もかなり大きいので、遅かれ早かれ、否応なく無駄な暮らしと感染症との共存を図っていくことになるのではないだろうか。

でも今のところは、旅行にさようなら。展覧会にさようなら。芝居やライブにさようなら。居酒屋にさようなら。2019年までの楽しみが、こうもあっけなく失われるとは思わなかった。いつかまた、お会いしましょう、としか言えない。そのときにも残ってくれていればいいけれど。