The Focal Distance

若さとはこんな淋しい春なのか

シャノアール

立川のシャノアールがいつの間にか閉まっていて、跡地はベローチェになっていた。
シャノアールの経営会社が、シャノアールからベローチェへの転換を進めているという話も聞く。まったく困ったことだ。

シャノアールのようなフルサービス型の喫茶店が好きだ。本来、喫茶店というのはスタバのように注文したあと立って待たされる場所ではないはずだ。スタバやドトールみたいなコーヒーチェーンは全然嫌いではないけれど、喫茶店ではないと思う。それはまるで、マックスコーヒーが飲み物として美味しいけれどコーヒーでは全然ないのと同じように。

一番近いシャノアールが閉まってしまったので、最近は国立のシュベールに行く。シャノアールより高いけれど、スタバでフラペチーノを頼むことを考えたら同じくらいだろう。スタバみたいに混んでないし。

フルサービス型の喫茶店があまり好調でなさそうなのはなぜだろう。たぶん、この国から豊かさが失われているということではないか。お金に余裕があっても時間がなかったり。それはかなり、悲しいことだ。