シャノアール
立川のシャノアールがいつの間にか閉まっていて、跡地はベローチェになっていた。
シャノアールの経営会社が、シャノアールからベローチェへの転換を進めているという話も聞く。まったく困ったことだ。
シャノアールのようなフルサービス型の喫茶店が好きだ。本来、喫茶店というのはスタバのように注文したあと立って待たされる場所ではないはずだ。スタバやドトールみたいなコーヒーチェーンは全然嫌いではないけれど、喫茶店ではないと思う。それはまるで、マックスコーヒーが飲み物として美味しいけれどコーヒーでは全然ないのと同じように。
一番近いシャノアールが閉まってしまったので、最近は国立のシュベールに行く。シャノアールより高いけれど、スタバでフラペチーノを頼むことを考えたら同じくらいだろう。スタバみたいに混んでないし。
フルサービス型の喫茶店があまり好調でなさそうなのはなぜだろう。たぶん、この国から豊かさが失われているということではないか。お金に余裕があっても時間がなかったり。それはかなり、悲しいことだ。
公園
日記を手で書くのはめんどくさいので、ブログを作った。
最近は暑いのであまり行くことはないが、公園が好きだ。公園のベンチでのんびりとしているのが好きだ。僕が良く行く公園は寂れた駅の近くにあり、商店が並ぶ中にぽつんと構えている。基本的には、地域の人しか使わない。いるのはおじいさん、子供、その親くらいのものだ。
春か秋くらいの晴れた昼下がりに、公園でぼんやりと鳩なんかを見ていると、平和だな、という感じがすごい。永遠にこれくらいの平和が続けば良いな、などと思う。
夜の静かな公園も好きだ。先ほど暑いからあまり行かないと書いたが、夜の公園はやはり、夏の方が良い。最近はポケモンGOの隆盛によって夜の公園がうるさくなったりして、残念だと思ったが、少し落ち着いてきた。
夜の公園では、ぼんやりとコーラを飲んでいるか、あるいは人と話していることが多い。人と話をするなら、マックでも、サイゼでも、シャノアールでもいいのだが、お金がないときは公園でぐだぐだと話しているのだ。実際のところ、後から夏の思い出として思い出すのは、花火や海水浴のような象徴的なイベントよりも、友人との公園での一幕だったりするものだ。